プロジェクト 細胞膜を理解する
目的:細胞膜は生命の定義のひとつであり、細胞における内部と外部の境界を形成している。細胞膜への理解を深めて、ヒトが認知している境界と生命、そして、自己と非自己との識別に対する考察を深める。
“細胞膜は構造を形成するとともに、細胞と細胞外の情報伝達の入口であり出口となる。また、構造物である細胞膜のリン脂質は、核への情報伝達のメッセンジャーとして細胞内に切り出される。細胞膜は構造と機能の両方を担っている。機能と構造の両方を担う細胞膜の役割は、ヒトの意識のAnalogyになると、私の直観が言っている。”
*photo ACより入手
学習法
生命を理解するための学習。人類が明らかにしていない課題の一つに、「ヒトの認知を介さずに物理世界が存在していることの証明」がある。これは、他の人類が明らかにしていない課題の一つ、「自己の定義」にも関連する。
この「自己の定義」はビッグバン教育の目的「意識を自由に扱えるようになり、自分を上手く表現して、やりたいことをやるタイミングを自分で創る」に直結する。自己を定義できなければ他者を定義できず、他者に対して自分を上手く表現することは難しくなり、協働作業において自分のやりたいことをやるタイミングを創ることが困難になるからである。
人類の特徴は宇宙が導き出された後、人類が導き出されるまでの過程で段階的に表現されてきた。宇宙が導き出された時に存在していなかった特徴が、その後現れることはない。人類の特徴は宇宙が導き出された時に既に存在していた。
人類の特徴を自覚的に活用することで、ビッグバン共育の目的を達成するためのプロジェクト。
生命を理解できると、人類の特徴を自覚的に活用できるようになる、との仮説を証明するためのプロジェクト。
資料
1 サイエンスフロンティア21 (64)1分子で見る細胞膜の世界 ~国際共同研究「膜機構プロジェクト」の挑戦~(2014/01/25)
生体内での細胞膜の動きも全く同じかどうかはわからない。細胞膜は流動的。熱によって受容体や結合分子が動いている。受容体と結合分子との関係はついたり離れたり。複合的に条件が整うと受容体が膜上に固定される。この受容体の膜上での変化にはリン酸が関与している。
2 驚異の小空間「細胞」 ~大きく発展をとげた生命科学の10年~(2008)
一塩基多型が癌と関連している。エピジェネティクスはメチル化で起きていて、遺伝子が発現しにくくなる。広く様々な疾患に関与している。遺伝子ではないDNAからRNAが転写されていてタンパク質の合成を制御している。iPS細胞は、ホストの免疫によって排除されない細胞を移植することが可能だが、それを可能にするためにどこまで分化をさせて移植したら良いのかを解明中。
3 細胞の世界 《SAB:アリアンナ・カルーギ博士》(2016/01/28)
細胞膜の機能は3つ。1 細胞のエネルギー生成やいじ・修復に必要な栄養素を取り込み、有害な老廃物を排出。2 身体の各部分特有の機能を促進。3 細胞同士がお互いのコミュニケーションを促す。細胞膜の健康が細胞の健康。それには良質な脂肪酸の摂取が重要。細胞の修復にはミネラルが必要。
4 サイエンスフロンティア21 (16)細胞の外の世界(2014/01/25)
細胞外マトリックス。細胞が定着する足場。皮膚における上皮組織、真皮組織の間にある基底膜には重要な役割がある。未だ、基底膜に存在するすべての物質は明らかではない。個々の細胞は、それぞれが独自の細胞外マトリックスを持つ。この細胞外マトリックスを構成する分子の総体をマトリオームという。細胞外に分泌されるタンパク質には分泌シグナル配列がある。細胞外マトリックスを構成する分子(タンパク質)も持っている。
Report
2021年12月11日
細胞膜は固定されなくて流動的。その大部分は脂質二重膜で構成され、細胞の外と内を結ぶ器官が埋め込まれている。
外と内を結ぶ器官は、細胞の栄養素、構造の原材料を取り込み、不要物を排出したり、外の環境を内に伝えて環境に対応するための行動、例えば、タンパク質の合成、の起点として働いている。
細胞膜はフリーラジカルによって酸化して機能低下を起こす。最終的に機能不全に陥らないように、細胞膜の修復に必要なリン脂質を補給する。
細胞膜に埋め込まれた機能分子(タンパク質)は流動的に動いている。それを駆動しているのは熱。細胞外分子(タンパク質)が機能分子と結合することにより、それが固定されて、細胞内に情報伝達を始める。
細胞の生存、定着には、細胞外マトリックスが必要で、その成分を自らが生産して細胞外に分泌している。
細胞膜の健康が、細胞の健康を保証する。
学び
細胞膜は内と外を隔てている。その目的は細胞が目的を達成するために、内と外とに「差」をつけること。細胞の目的は自分の機能を発揮すること。その機能は環境によって変化する。だから、受精卵から目や腎臓や脳や手足の細胞ができる。構造を形成するには基底膜(細胞外マトリックス)が必要。この基底膜を自分が生存し、機能を発揮できるように変化をさせているのは細胞自身。
細胞を自己とすると身体は人類。人類が目的を達成するための自己。自己の機能を発揮しやすい環境は自己が創って行く。
身体を自己とすると細胞は自己の成分。自己を自意識とすると自己の成分は自意識を構成する概念。一つ一つの概念から自意識が形成されている。自意識を構成している一つ一つの概念は自意識と不可分であり、お互いが連動して変化をしている。自意識の目的を達成するために、構成概念のどれを今適用するのかを意思決定する。
#理論量子認知科学
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