2022年ワールドカップ優勝記念祝賀会実行委員会 設立のきっかけ
2014/10/28
男子日本がワールドカップで優勝する。
私はこの意味を2003年に考えました。
その結論は「世界にとっても日本にとっても、良い地球となるきっかけになる」です。
どうしてそう思ったのか。
それを説明する前に個人的な話をさせて下さい。
私は日本のサッカーによって育てられたと考えています。
・夢中になる。
・仲間と楽しむ。
・技術を磨く。
・連携を磨く。
・勝負に拘る。
・最後まであきらめない。
・可能性を追求する。
・簡単なプレーで局面を打開する。
・ボールを簡単に繋ぐ。
・ゴールが見えたらシュートを打つ。
・仲間が観えたらパスを出す。
・声を出し続ける。
・ゴールの予感を創り出す。
・五感を研ぎ澄ます。
・視野を確保する。
・低い姿勢で踏ん張る。
・5歩でトップスピード。
・3秒後を予測する。
・1対1に負けない。
・感情をコントロールする。
・笛がなるまでプレーを続ける。
・ボールから目を離さない。
・相手とボールの間に腰から入って行く。
・インサイドキックはつま先を空に向けて踵から押し出す。
・インステップキックはボールとの接触時間が長くなるようにインパクトの瞬間からボールを前に押し出す。
・タッチ数を少なくボールを回す。
・一瞬の差でゴールを決める。
・相手の背後から前に飛び出してゴールを決める。
・コーナーキックの時、自分の前にスペースを作ってから飛び込む。
・ボールを待たない。
・常に斜めに構える。
・視野を広く保つ。
・2プレー以内でボールが届く範囲にポジションを取る。
・勝つことでチームをまとめる。
・1タッチでゴールに向かう。
・良いストライカーが良いキーパーを育てる。
・ゴール前を横切る選手の動きがチャンスに繋がる。
・ゴール前を横切るパスがチャンスに繋がる。
ここに列挙した通り、様々な原則をサッカーから学びました。
まだまだ、日本のサッカーを経験することで身に付けたモノは沢山あります。
私を育ててくれた日本とサッカーへの恩返しをしたいと思い考え始め、出てきた結論が「男子ワールドカップで日本が優勝する」でした。
これを2003年に文書にしています。そのきっかけは当時勤めていたメーカーの組合のホームページへの寄稿です。
推薦者が私のサッカーに関する文書を希望され、そのリクエストに答えました。
この文書から「私の男子ワールドカップで日本が優勝するストーリー」が始まりました。
2003年(personal letter)/ 2004年(open) Customer: “ What for? ”; Marketer: “ Here is the answer.”
この文書の作成直後に私は日本サッカー協会公認C級コーチ(U-12)のライセンスをコーチングスクールに通い取得しました。
そのコーチングスクールのマスターの方に「2022年までに男子ワールドカップで日本が優勝する」ことについてお話したところ否定はされませんでした。ただし、難しいと。
私は2002年の日韓ワールドカップを見て、日本が優勝するまでの最短の期間を20年と予測。
5回のチャンスがあり3回目が今年終わりました。残り2回。
Brazil 2014ではドイツが優勝。長年のジンクス 「開催地域の国が優勝する」 が破られました。
2002年の日韓の活躍にアジア諸国では「アジアの誇り」との賞賛の声があがりました。
きっと、日本が優勝したら、再び、多くのアジア諸国から「アジアの誇り」との賞賛の声が上がるでしょう。
その後もワールドカップ優勝に向けて様々な文書を発表しました。
2006年 日本サッカーのあらまほし姿 Bushido in football-ollogy
2009年 How can we learn modern specialty in football ?
2009年 Eternal attacking football with its own discipline
そして、
私は2004年から小学生のサッカー選手を育成しています。
当初、コーチ仲間に私のストーリーをお話ししたら、多くの方が無理だと言われました。
しかし、3年後には無理だと言われるコーチ仲間は0になりました。
ここまでが個人的な話です。
では、本題に戻ります。
男子日本のワールドカップ優勝が、何故、世界にとっても日本にとっても、良い地球となるきっかけになるのか。
あなたへの問いかけから説明を始めます。
男子ワールドカップで日本が優勝した後、どんな世界になって行くと思いますか?
・日本人のパワーアップ。
・アジアからの賞賛の声。
・ヨーロッパからの驚きの声。
・南米からの驚きの声。
・北米、アフリカからの「なぜなんだ」の声。
・様々な国でワールドカップ優勝が意識されるようになる。
私は、世界で活躍する日本人のビジネスマン、職人さん、先生が、現地の人達から「何故、日本は男子ワールドカップで優勝できたのか」と尋ねられることになると思います。
私はその問いに対して「人財育成」と答えることになると予想しています。
日本サッカー協会は日本サッカー強化のためにプロリーグを作り、A代表(国際試合を戦っているいわゆる日本代表)のみならず、各年齢別の代表チーム(例えば、オリンピックは予選がU-23、本戦はオーバーエージ枠あり)の強化。
コーチの育成、審判の育成、スポーツチーム運営者の育成。
つまり、選手を取り巻く環境を整備し、良い選手の発掘、良い選手の育成を組織的に行う体制にして来ました。
選手育成のために、コーチや審判の育成等、環境整備に努めたのです。
これは1998年に初優勝したフランス、2010年に初優勝したスペインでも行われてきたことです。
この流れは、これまでワールドカップで優勝したことのない国も、フランス、スペイン、日本のどこかの国の人財育成のモデルを活用すれば、優勝も夢ではないと思える世界に繋がります。
そして、
サッカーを離れても、日本人は識字率が高く、勤勉であることが学校教育によるものだと広く世界で認識されています。
もともと、日本人は教育に関する意識が高い。
その文化をバックに選手育成の環境を整えることによりサッカーで世界No.1になったというストーリーが完成するのです。
男子ワールドカップにおいてヨーロッパでもなく、南米でもない国が優勝した。その国は日本だった。
その後、日本人は自国を「人財育成」の国だと自信を持ち、世界中の人達も日本の良さとして認識する地球になって行くと思うのですが如何でしょうか。
更に、日本は「モノ作り」でも世界をリードしています。
私は「人財育成」と「モノ作り」のメッカとして、日本が世界に貢献するというストーリーを描いています。
日本人が「人財育成」と「モノ作り」の日本モデルを世界に広め、世界各地で起こる様々な課題を解決する。
世界中の人達が「人財育成」と「モノ作り」で、様々な課題を解決する地球が実現できるのではないか。
このストーリーを多くの日本の皆様と、そしてアジアや世界中の人達と楽しみながら実現する。
そのシンボルとして「2022年までに男子日本がワールドカップで優勝する」ことを決めました。
そう考えて、2003年から身の回りの方々に私の構想を口頭でお伝えして来ました。
それから11年目。ある会合である方に出会いました。
佐々木敦司さんです。
佐々木さんに、このストーリーをお伝えしたところ、えらく共感していただきました。
とにかく、おもしろい。
そして、「男子日本がワールドカップで優勝するまで毎年優勝祝賀会をしましょう」と言って頂きました。
私は同志を得たのです。
佐々木さんからアイデアを頂いた私はこう考えました。
佐々木さんと一緒に毎年、多くのヒトが楽しむ優勝祝賀会を開催しよう。
この活動は多くの人達の優勝への臨場感を高め、その未来をぐっと引き寄せることになる。
そして多くの日本人に「プレッシャーを楽しむマインド(脳と心)」を齎す(もたらす)ことになる。
臨場感を高めることが夢の実現に繋がる。
これは私のコーチングの師匠 苫米地英人博士から学んだことです。
この「佐々木さんとの出会いと相互作用」が「2022年ワールドカップ優勝祝賀会実行委員会」を設立した直接のきっかけとなりました。
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