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過去は関係ない 永遠の今を生きる

   


過去は関係ない 永遠の今を生きる「ここで言う『景色を変える』には2種類あります。一つは、あなたの意識が変化して同じ物理的な存在に別の解釈を齎した結果。もう一つは、あなたの意識が何かを表現して、何かが物理的な変化を起こした結果。人類は過去から意識を現実にする行動を繰り返して来ました。あるヒトの意識が相転移を起こして、目の前の景色を変えて来ました。」

(シモムラタクジ, マインド・ドリブン・ソサイエティ α, affirmativeArchitect出版, 2018)

2019年5月28日、前日の雨は上がり曇天の朝がやってきた。朝のルーチンを終えた後、明日の準備。具体的には顧客の新規事業の全体像を明らかにするチェック項目のリストアップ。今回の課題は顧客企業の文化を社会に波及する効果を高めること。一言で言えば認知の拡大。シェアの拡大ではありません。そのための設計図を創り、エコシステム(生態系)として社会に実装するのが目標。この目標達成のための効果指標の設定が難しそう。この指標が良くなれば、社会への認知が高まったと顧客自身が実感できるエコシステムを提案します。

事実にはその前提がある。

“一般に、2次元のデータから3次元の構造や状態を推論することはできない。しかし、われわれはそれをいとも簡単に、また正確に推論することが可能なのである。このような枠組みは、最初、ヘルムホルツによって考えられ、無意識的推論とよばれている。”
(乾俊郎, 感情とはそもそも何なのか, P.43, ミネルヴァ書房, 2018)

新規事業のコンサルティングでいつも課題になるのが「顧客の過去の成功体験」。
これが新規事業の立ち上げの障害になっていることになかなか氣付いて頂けない時、心の中で「早く氣付いてよ」と祈ります。
この祈りはいつか天に通じ、氣付いて頂けるのですが、長いと3週間くらいかかってしまいます。これだけは、指摘したとしても、その後、上手く事が運ぶかどうかは運次第です。でも、ご本人達が気づかれると、その後の立ち上げは計画から実行、その間のコントロールをし易くなります。

「顧客の過去の成功体験」は脳の癖として致し方ない側面はあります。だって、「過去の成功体験」でここまで来れたから。
この罠に嵌っているヒトには早くそこから抜け出してほしい。前提を疑う健全さが文化になっていない組織では、ずば抜けた俯瞰力、洞察力を持っている社員が叩かれまくると言う、非常に非生産的な場面が繰り返し起こってしまいます。新規事業を成功に導くのは、正に、このA級社員なのです。こんな人財、普通は求めてもなかなか探せません。会社の宝は大事にして下さいね。

話を元に戻しましょう。
新規事業にも色々あります。私が「過去の成功体験呪縛」から逃れて欲しいのは、これまでと「顧客」が違う、「技術」が違う「新規事業」です。

“アウトプットは、①組織(組織が目標をどれくらい達成し、環境の変化にどれくらい対応しているかなど)、②グループ(部署や部門はどれくらい仕事をしているか、それくらい効果的にコミュニケーションをし、協働しているか)、③個人(個人がどのように行動しているか、たとえば、転退職率、無断欠勤率、個人の業績など)を想定しています。”
(中原淳, 中村和彦, 組織開発の探求, P.219, ダイヤモンド社, 2018)

「顧客」や「技術」が新規になると、組織体制そのものが変更の対象になります。
その理由をここではお伝えしませんが(私の有料のコンサルティングのメニューになっているからです。ごめんなさい)、私がオススメしているのは、その新規事業のための部署を新たに作ることです。そして、その部署を「特別扱い」すること。この「特別扱い」は全社が成長するように設定するためのコツがあります。

過去の体験を少しだけお伝えしますと、企業の論理性、論理力が「新規事業」をそのための部署を創って「特別扱い」をして経営の軌道に載せる鍵となります。この粒度の細かさと初動から立ち上がりまでのスピードが相関するのです。組織の一つの成長パターンです。

“遺伝子は、原初の生命から現代の人類に至る道筋の架け橋になってきた。そこまでは自明だが、いかに遺伝子が誕生し、架け橋として機能してきたのかという問いは残る。それに対するより完全な答えは、はるか昔の消失点においてさえ、生命プロセスの物理的、科学的状況によって、ホメオスタシスの十分な確立がもたらされ、遺伝の仕組みを含めた他のあらゆる事象がそこから派生したというものである。”
(アントニオ・ダマシオ著, 高橋洋訳, 進化の意外な順序, P.43, 白楊社, 2019)

ここまでが私の新規事業コンサルの簡単なご紹介になります。

そして、次から今回のテーマ

過去は関係ない 永遠の今を生きる

になります。

このテーマに入る前に、私のコンサルティングと今回のテーマとの関連について少し説明をさせて下さい。

新規事業は「過去の成功体験」が邪魔をする。これが私のコンサルティングを通しての結論でした。
つまり、私にとって新規事業に「過去」そのものは無関係なのです。いくら既存の事業で成功していても、新規事業の成功まで約束されていません。

ここまでが、今回のテーマとの関係性の説明半分です。残りの半分が、今回のテーマそのものの内容になります。
次からが、今回のテーマです。

では、何が新規事業を成功に導くのか?

それは「永遠の今を生きる」と言う態度と、この態度によって築いてきた「今ーココのBackground」です。

少し補足を。

「永遠の今を生きる」とは、そのままです。我々は、みんな生まれた時から「永遠の今」を生きています。これに反論される方はいらっしゃらないと思います。つまり、我々の意識には「今ココ」しかないと言うことです。赤ちゃんの頃から今まで、我々には「今」しかありませんでした。そして、「今」に永遠に続きそうな感覚を持っている自分がいますね。更に、どこまでも続く未来をイメージしている自分もいます。到底、自分が生きてはいない未来についても想像してませんか?

「今ーココのBackground」とは、あなたの未来も過去も今ーココにすべて折り込み済みであり、悟りの境地に向けてエネルギー効率を最大化して突き進むための「自論」を内側に構築していると言う意味です。「思い込み」がBackgroundの核でもあります。このBackgroundがあるからこそ、「いまーココ」を楽しむことができるのです。今を楽しむためのBackgroundとご理解ください。

昨日までの成功が、今後の未来に渡り続くかどうかは定かではありません。しかし、「今ーココのBackground」を築きながらの成功ではどうでしょうか? 単なる体験に留めず、その体験をBackgroundにまで取り込んでしまう「脳の癖」をあなたが獲得してしまったならば。

“わたしは脳にほれている。その働きを解明したい。哲学の観点からではなく、ただの一般論でもなく、実用的な詳細な工学の立場から知能の本質をさぐり、脳の働きをあきらかにしたい。そして、その働きを人工の装置の上で実現したい。つまり、人間のように考える機能を持った、真の知能を備えた機械をつくりたいのだ。”
(ジェフ・ホーキンス, サンドラ・ブレイクスリー著, 伊藤文英訳, 考える脳考えるコンピュータ,P.9, ランダムハウス講談社, 2005)

脳は「今ーココ」に集中すれば、なりたい自分になれるようにプログラムされています。
principle(たった一つの行動原理)を実行できれば。

この脳の癖を使うか否かはあなたのマインド次第です。

#意識から学び脳で裏付ける

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