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返信 令和4年8月18日 岡田増夫さんからの手紙

   


返信 令和4年8月18日 岡田増夫さんからの手紙岡田増夫様

この度は丁重な書簡を頂きまして、どうもありがとうございました。

熱心な町内会活動を展開してこられたのですね。
これまでの岡田さんの活動への理解が深まりました。
どうもありがとうございました。

私が生まれ故郷を離れた時、いつか三原に帰って来たいという漠然とした欲求を持ってました。
故郷を離れてから、岐阜、西宮、堺、阿佐ヶ谷に移り住みました。
どの場所も私にとって快適な日常を提供してくれました。
阿佐ヶ谷に住んで、東京だけが特別な場所だという感覚が正しかったと思えるようになりました。

堺に住んでいたとき、南区が主催したまちづくりの勉強会に参加してから、「まちづくり」は私の活動の一部になりました。
この勉強会でお会いした方が、自治会活動が衰退して寂しいと仰っていました。
自治会活動が自分にとって何のメリットがあるのか?と尋ねられることが寂しい。と。
2004年に堺で始めたU-12(12歳以下)のFootballer(サッカー選手)のコーチ活動は、私にとって人財育成による「まちづくり」の活動で、阿佐ヶ谷に転居した後も続けました。三原でも続けたいと思っています。
町内会や自治会の活動が人財育成に結びつくと街にはどんな変化が起こるのだろうと想像しています。

色々な活動資料を同封くださいまして、どうもありがとうございました。

「令和4年8月1日(月)於:サン・シープラザ 4F での勉強会に参加されたお方へ」

岡田さんが「生活充実講座」を主催されていらっしゃる原点に触れた気がしました。
健康は全てのヒトの関心事であり、死は日常であり、非日常ではないことを再確認しました。
身体の死を迎えるまで自己であり続ける。
これは、私が標榜する「セルフケアをエコシステムとする次世代の社会システム」の中核的概念です。

「中之町中町内会 第5ブロック 地域見守り推進事業実施要領」

ヒトの不安の根源には「孤独」があると思います。
この「孤独」を誰もが解消できる社会にして行きたいと考えています。
それを、他者からのアプローチではなく、自らのアプローチで体現する社会です。
私が暮らしてきた日本社会は、既にある「箱」を渡り歩くシステムだと感じています。
昭和の時代は「箱」を渡り歩いた最後、年金を受け取り余生を過ごすことが可能でした。
しかし、
令和の時代は「箱」そのものが減ってしまっています。
社会そのものが「箱」である社会システムに変更管理して行きましょう!

「日本経営合理化協会 理事長 牟田太陽, 2022年8月の視点 繁栄への着眼点

科学知識技術の進歩は昔の予測を覆します。
サッカーが盛んなスペインは未踏の地。
バルセロナが本拠地のFCバルセロナはU-12のFootballerの憧れのチームです。
知人の中にはサグラダファミリアを訪れたヒトが何人か居ます。
常に建設中という不思議な建物くらいの認識しかありませんでした。
新自由主義の中で進められた成長は、何のための成長だったのか、私にはよく分かりません。
日本社会も日本企業も新自由主義に翻弄されています。
GDP至上主義の政策を変えて行きたいと考えています。
ヒトの活動の対象を「機能と構造」として観察した時、人類史においてヒトの活動には「高機能で小型化」の流れがあることに気づきます。
「積み減らし」は「高機能で小型化」だと私には感じられます。
小学生の時、ある先生から「理解するとはそれを扱えるようになることだ」と教えて頂きました。
次世代が常に誕生している人間社会では、旧世代にとって次世代は未知の存在です。
だから、人間社会におけるヒトへの理解は永遠に終わらないのではないでしょうか。
我々は「完成しない美学」を生きています。

岡田さんへの理解が深まり、9月から始まる「生活充実講座」でお会いするのが楽しみです。

今回は、岡田さんにブログ経由で返信をさせて頂きました。
本当は頂いた手紙と資料をすべてリンクしたかったのですが、今回は公表されている資料のみとさせて頂きました。

岡田さんと私が三原で行う社会開発の事業を多くのヒトに知って頂くためです。
岡田さんの活動の認知を広め、私の活動の認知を広めるためです。

差し支えなければ、今後も岡田さんとの対話、岡田さんとの活動をブログで公開して行きたいと思います。
如何でしょうか?

それでは、引き続き、どうぞ、よろしくお願いします。

2022年8月22日

下村拓滋

 - イノベーション, 社会 ,

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