理念の体現.com

理念の体現。やりたいことをやり切る。あなたの理念を確立しましょう。「あなたは何によって憶えられたいですか」

*

チームの質を高める  関係の質 場の涵養

      2014/08/12


チームの質を高める  関係の質 場の涵養「あなたは言葉で変わる。」

意思決定スタイリストの SHIMOMURA Takuji です。

「自分も№1になり、人も№1にする。」

私が所属するチーム№1の理念です。

先日、このコミュニティのキックオフ会議に参加して参りました。
12月のイベントのための実行委員会。

そこで代表の遠藤晃さんがある図を提示されました。

関係の質→思考の質→行動の質→結果の質→(関係の質に戻る)

作成者は MITスローンスクール教授 ダニエル・キム さん。 

会の後、インターネットで検索をして、この図が「組織の成功循環モデル」
であることを知りました。

チームのメンバーのやる気を高める、

未来志向のコミュニケーション、

何かをやり遂げたという一体感をメンバー全員で味わいたい、

この経験、体感を通じて全員で成長したい。

多くのリーダーの皆さんが、日々、取り組まれていることと思います。

これは、チームの質を高める活動と言えるでしょう。

ダニエル・キムさんは、「組織の成功循環モデル」において、まず、
関係の質を高める、そして次のステップへ進むことを提唱されています。

今回は、この「組織の成功循環モデル」の「関係の質」について考えて
みましょう。

ここではチームの共通目的を達成すること、チームが永続していくこと
を成功と考えます。

あなたは「関係の質」をどう捉えていらっしゃいますか?

個人が成長しなければ、チームは共通目的を達成し、永続できませんね。

あなたが成長するために、他のメンバーとはどのような関係が望ま
しいのでしょうか。

あなたのことを理解してくれている。

どんな気持ちで仕事をしているか、

どのようにして責務を果たしたいのか、

何が得意か、

仕事で成果を上げてどうなりたいか。

そして、困った時に相談に乗ってくれて、一緒に考えてくれる。

こういう関係であれば安心して仕事ができるのではないでしょうか。

仕事のやり方は、ある状況を想定して作られています。
想定とは異なる状況では、仕事のやり方を変えることになります。

これはチャンスです。

メンバーの方の判断や考え方が違う場面は、お互いが成長する機会で
あり、関係の質を高める機会にして行きましょう。

この場面では、まず、事実と判断や考え方を切り分けた会話を意識して
下さい。

脳はひとりひとり違うので、あなたと同じように考えるヒトはあなた
以外には居ません。

最初に、次の点を確認しましょう。

・知っている事実がお互い同じか。
・事実が一緒であれば、判断基準の優先順位は同じか。
・使っている言葉の定義は同じか。

そして、意見の異なる相手を説得するのではなく、お互いの意見を聞い
た第三者を説得するつもりで、論理的にお互いに意見を述べましょう。

この意識と行動がチーム中に充満すれば、メンバー全員がプロフェッショ
ナル、スペシャリストとして成長を続ける関係性が続くでしょう。

成長意欲の高いメンバーが、お互いひとりひとりが違うヒトであること
からチームをデザインして運営すると、チームはどんな状態になると
思いますか?

私は、

チームの共通目的の鮮明化、

不確実要因がある中で将来への期待を最大化するコミュニケーション、

お互いの関係性の中で自分の強みを活かす貢献意欲

を実現する流れが自然とできると考えます。

違いに気付くこと、活用することが成功の第一歩ではないでしょうか。

最後に、

あなたが他のメンバーの方を理解しようとしている姿、困っている時に
一緒に考えている姿は、チームの関係の質を高めることでしょう。

あなたとメンバーがリラックスした状態で仕事ができる環境。

これは成功を続ける関係の在り方であると私は考えますが如何でしょう
か。

あなたが意識すれば、チームの質は高まります。

******************************

「あなたは言葉で変わる。」
「あなたは何によって憶えられたいですか。」
この問いに答えるための思考のエッセンス、
 「意思決定スタイリストのメルマガ」 は こちら

 - イノベーション, コーチング, データマネジメント, トリガー, フレームワーク, フローチャート, プロセス, マインドセット, モデル, リーダー, 体系, , 幸福論, 思考, 悩み, 意思決定, 成長, 技術, 推進, 提供価値, 理念, 知識, 社会, 組織, 自己効力感, 自発性, 苫米地英人, 行動, 解決 , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

Comment

  1. […] ← チームの質を高める  関係の質 […]

チームの質を高める  思考の質 共通目的を言葉にする | 理念の体現.com へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

氣づく

Checkチームの質を高める  関係の質 場の涵養「思い込みは本人が氣づいて、自 …

no image
All for good future, new introducing myself.

Checkチームの質を高める  関係の質 場の涵養Decision leads …

職業は寺山修司です

Checkチームの質を高める  関係の質 場の涵養「赤ちゃんの頃は本当の自分しか …

働き方改革→個人の能力開発

Checkチームの質を高める  関係の質 場の涵養「生き方を楽しむとは不明領域を …

人間中心のAI社会原則(案)の設立背景

Checkチームの質を高める  関係の質 場の涵養「この時の私は、新薬開発の体制 …

自己紹介 デジタル・トランスフォーメーションの貢献に資する私の経歴

Checkチームの質を高める  関係の質 場の涵養デジタル庁Chief Prod …

no image
観点の変更。 2014年 サッカー・チームの合宿の目的より

Checkチームの質を高める  関係の質 場の涵養私が参加した2014年の小学生 …

no image
的確な考え方のフレーム設定-的確なフレームづくりのための基本コンセプト 籠屋邦夫さん

Checkチームの質を高める  関係の質 場の涵養理念を磨け、新たな価値の連鎖を …

Report 生成AI 20240315

Checkチームの質を高める  関係の質 場の涵養2024年3月22日執筆開始 …

教材 2019年度(令和元年度)国民経済計算年次推計(2015年(平成27年)基準改定値)(ストック編)ポイント

Checkチームの質を高める  関係の質 場の涵養目的:すべてのヒトが幸せであり …