教材 生命の謎を探る
目的:ヒトは死ぬまで自分探しをする。自分は何者で、どこからやって来たのか。ヒトは物質的存在であると同時に精神的存在(情報的存在)でもある。そこで、生命の謎を探ることで、ヒトの物質的存在と精神的存在の接点を推測する。
“私はビッグバンは、ヒトが意識と呼んでいる存在が起こした、と推察をしている。科学者、研究者、専門家を含め多くの人は意識は脳にある、脳で発生している、と考えているが、その根拠を尋ねても論理的な回答を聞いたことがない。これは、意識の定義がないことにも起因していると考えている。私の直観は、ヒトの物質的存在と精神的存在の接点は「意識の謎」を解明することで明らかになると言っている。そして、「生命の謎」を解明することにも通じる、とも言っている。もしかしたら、この2つの謎は同じところを起点としているのかも知れない。”
教材
林秀行, 補酵素の誕生と進化(2012年7月)
“進化は,形態的に単純で化学的に複雑な原始の状態から,形態的には複雑であるが化学的には単純な状態への変化と捉えることができる.この変化の転換期が生命の誕生であり,その時に代謝が確立し,その過程で補酵素と代謝が協調して進 化したと考えられる3)。”
“換言すれば,現在の補酵素が単独では触媒能力が低いことが,取りも直さず原始の補酵素が核酸酵素の中で働いていたこ とを示すというわけである.その補酵素は核酸酵素に結合するためにヌクレオチドの構造を持っており,後に進化の過程で核酸酵素がタンパク質酵素に置き換えられるようになった後も,ヌクレオチドの構造が部分的に残り,それが今日,核酸酵素時代の痕跡として認められることになった.”
Harold White, Coenzymes as fossils of an earlier metabolic state, Journal of Molecular Evolution 7(2):101-4, 1976
ROBERT E. EAKIN, AN APPROACH TO THE EVOLUTION OF METABOLISM, Proc .Natl.Acad .Sci.U.S.A, 49,360−366, 1963
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