学習の記録 原爆と秘密結社(2015)
2024/10/27
2024年10月18日記録開始
デイビッド・J・ディオニシ著, 平和教育協会訳, 原爆と秘密結社, 成甲書房(2015)
#更に理解を深める学習
はじめに=Background
本著は既に、1度目の学習を終えて、その記録は公開している。
本記録は、本著作において更に理解を深めたい箇所を学習した軌跡となる。
成果=Output
本著の記述は「 」、私のコメントは” “、何も付さない記録は本文の要約。
日本の読者へ 序文として
P.3
「この本を通じて、なんとしても皆さんに伝えなければならないことが、私の中に渦巻いているのです。それは、皆さんの想像を超えた組織がこの世に存在するという「事実」であり、その組織によって隠され続けてきた「真実」の途方もない重さに他なりません。」
「私はかつて米国陸軍の情報将校として、国家の機密資料や極秘情報を取り扱う職務に就いていました。・・・「真実」は権力によっていとも容易に操作され、いとも簡単に隠されてしまう。」
「その後、私は金融・保険業界に移りました。・・・そして、ここでも「真実」が分かったのです。つまり、国家も世界も、ある限られた特権集団ーグローバル規模のネットワークを持つごく少数の陰の権力者たちによって動かされている、という真実が。」
「戦争を長引かせたのはむしろアメリカ側、いや、その背後で糸を引く闇の勢力でした。彼らは「隠された目的」を遂行するために平然と原爆を使用し、その結果、膨大な数の無辜の市民が地獄の業火に焼き殺されたのです。」
「先に触れたように、彼らは「陰の権力者」と呼ぶべき存在です。差し当たり、「秘密結社」と呼ぶことにしましょう。この秘密結社は、オモテに表れた公的集団としては、例えば米国外交問題評議会のような巨大な組織ですが、それを実際に動かしているのはごく少数の超エリート幹部にほかなりません。ほかの多くの人々はそれと知らずに彼らの仕え、彼らのコマとして働いているというのが実情です。彼らは古くから存在し、限られたこの超エリート集団の相互利益のため、秘密裏に巨大な謀略を推し進めるとともに、それを隠蔽するための欺瞞と詐術の煙幕を張りめぐさせているのです。」
「最後に、あらためて強調しておきたいことは、本書が「従来史実とされてきた歴史的出来事」が「本当に真実かどうか」を確認・検証した上で、「真実のみを伝える」著作であるということです。」
第6章 秘密作戦
#レピュテーションリスク
P.209
罠に嵌められたオッペンハイマー
「当初、オッペンハイマーや他の科学者たちは、原爆が軍事目標だけを狙い、一般市民の被害を最小限度に食い止め、しかも子どもたちが熱と放射線から少しでも保護されるようにとの配慮から、夜間家の中で眠っている時間帯に投下されると信じ込まされていた。」
「この間の事情は、1945年8月6日、広島への最初の原爆投下後にグローブス将軍とオッペンハイマーが交わした次のようなやりとりによく現れている。
グローブス将軍「明らかに凄まじい爆発でしたよ!」
オッペンハイマー「原爆投下は何時でしたか?日没後でしたか?」
グローブス将軍「いや、残念ながら作戦きの安全のために日中にやらねばならなかったし、実際いつ落とすかは現地の指揮官に任せていたのでね・・・」
「死の血盟団」の存在やそのキリスト教壊滅計画を知らずに勤めていた他の多くの者たちと同様に、オッペンハイマーは、原爆「ファットマン」を爆破させた場所が長崎であったことを知った時には心底驚嘆し、トルーマンに面会を求めて、「大統領、私は自分の手に血糊がこびりついているような感じがしてなりません」と告げたのだった。
「死の血盟団」指導部は、オッペンハイマーがのちに水素爆弾に反対したことで彼を憎悪し、ソ連のスパイとして糾弾されるように仕向けて、彼の経歴をズタズタにした。」
「たとえ、本当はキリスト教を破壊するのが狙いであったことが知られたとしても、血盟団は、ユダヤ人のオッペンハイマーにその罪をなすりつけ、彼が長崎を破棄し、キリスト教を標的にしたのだとして非難されるように仕向けたに違いない。」
「オッペンハイマーがいかに身代わりにされやすい立場にいたかを理解すれば、なぜ彼が最初の原子爆弾を「三位一体爆発」と命名した人物だと誤って主張されているのかが明らかになる。」
P.212
ライシャワー大使に向けられた非難
「オッペンハイマーが、自分は長崎を原爆の標的に選んだ者ではないことを世の中に訴えていた頃、「死の血盟団」は、別の人物を代わりに仕立てようとして、エドウィン・ライシャワーに目をつけた。」
「そこで、「死の血盟団」は、彼が小倉と長崎を標的にする上で決定的な役割をしたとの偽情報を流させたのである。
「「もし、私にそんな機会があれば、おそらく私はそうしていたであろう。しかし、あの記述には事実の一欠片もない。京都の同志社にいる私の友人オティス・ケアリーが十分に証明しているように、京都を破壊から救ったと言えるに値する人は、当時の陸軍長官ヘンリー・L・スティムソンただ一人である。彼は、それより数十年前の新婚時代から京都を知っており、称賛してやまなかったのだから・・・」と。」
“ロバートオッペンハイマーさん、エドウィンライシャワーさんとも、死の血盟団の意図に反対している。死の血盟団には偽称組織があり、表の顔は善意の活動だが、その事実を確認すると反キリスト、反社会、(搾取, 支配)、(嘘, 独り占め)を実践している。その首謀者を仕立て上げる事例がこの二人。#COVID19事件 において、安全性が確立していない #mRNA製剤 を安全だと偽り国民を騙し、お金の力でマスコミを使って、更に、#レプリコンワクチン事件 を起こしている事実が、死の血盟団の存在に信憑性を与える。時の米国政府と #シオニストロビー、そして、グローバル企業の大株主であるファンドの人類の倫理と道徳を退化させている事実とその中心人物を世界中の民と共有して、その人物への世界同時LIVEインタビューが、死の血盟団が不要な人類への原動力になると私の直観が言っている。”
P.214
軍部から噴出した反対論
「「死の血盟団」に使える人々でも、血盟団の活動の全体的な狙いを理解している人はほとんどない。」
「ドワイト・アイゼンハワー元帥もまた、血盟団に仕えながら原爆の真の意図を知らされずに、純粋に軍事的見地から、日本に対する原爆の使用に反対する意見を述べていた。アイゼンハワーの見解では、大量殺戮は戦争を終わらせるのに不必要であり、原子爆弾の使用は犯罪行為そのものであった。」
「ウィリアム・D・リーヒ元帥は極めて強い調子で次のように述べて、原爆の使用を糾弾している。「この新兵器を爆弾と呼ぶのは間違いである。それは、爆弾ではなく、またいかなる爆発物でもない。それは、本体の爆発力によるよりも、その致命的な放射能作用によって人々を殺す有毒物質である。それを最初に使うことによって、われわれは暗黒時代の野蛮人に共通する、下劣で低俗な倫理基準を採用してしまったと私自身は感じている。私は、このような仕方で戦争をすることなど教えられはしなかった。婦女や子供たちを殺傷することで戦争に勝つことはあり得ない」と。」
「5万人余のキリスト教徒が住んでいた長崎は「死の血盟団」の世界制覇計画にとって排除すべき邪魔者であった。そこで、原爆の投下目標を決定する主要なポジションを確保した「死の血盟団」は、わずか数秒で、過去500年間にキリスト教の迫害者たちが成し得たよりも多くのキリスト教徒を、日本の地で殺戮したのである。」
P.222
気象兵器と「枕崎台風」
「原爆は、戦争終結を遅らせるとともに、それによって甚大な破壊と人命の犠牲を増大させ続けただけであった。そして、日本のキリスト教を根こそぎにしようとした「死の血盟団」の「新世界秩序」計画を、まさに彼らの目論見通りに助ける役割を果たしたのである。」
「日本の敗戦直後の1945年9月17日に広島を襲った異常な台風があったが、これは、人為的に気象を操作して行われた最初の実験ではなかったかと考えられている。この台風は、鹿児島県の枕崎に上陸したので「枕崎台風」と呼ばれたが、これに関連あると考えられるのが1944年の「シール計画」だ。これは米国とニュージーランドの軍事機密計画で、地質構造変形兵器の開発を図ったものであるが、この実証実験には、気象を操作する「テスラ技術」も付随していたのである。」
藍7章 厳重に封印された秘密
P.227
沈黙させられた告発者たち
「日本における国家機密は、この国の支配階級が真実を抑圧してきたので実によく守られてきたと言える。戦後は、原爆の秘密を隠蔽するために占領軍に協力をした日本人たちは、自分たちが犯した戦争犯罪をも免れて、戦中に築いた莫大な富をそのまま保持することを許されたのである。」
第二次世界大戦中に「アルソス工作」と「ブラッドストーン作戦」の2つの極秘計画が存在していたことを、1976年の米国議会上院チャーチ委員会の調査で明らかにした。この2つの計画の責任者はボリス・セオドア・パッシュ大佐。マンハッタン計画の主任防諜要員。ブラッドストーン作戦の五人組「清掃人チーム」、「PB /7」と呼ばれる証拠隠滅任務の暗殺者集団を率いていた。人格攻撃(名誉や尊厳の毀損)や殺人の容疑で国会で尋問された。「死の血盟団」が議会の調査を抑えきれなかった。実際、彼が指揮したブラッドストーン計画は非協力的な科学者や血盟団の秘密を公にしようとした真っ当な人々を排除。この中に、日本のキリスト教を潰す計画も含まれていた。「死の血盟団」の悪事が暴かれ始めると時の大統領 #ジェラルドフォード(フリーメイソンリー)は、#ジョージHWブッシュ(スカルアドボーンズの幹部)を財中華人民共和国米国連絡事務所長からCIA長官に異動させた。チャーチ委員会に秘密が漏れるのを阻止。地位や身分の高い人を引き摺り落とすのは人身攻撃。パッショ大佐はオッペンハイマーを共産党シンパとして告発。
数キロも離れた投下地点
P.232
「米国政府公式の原爆投下目標は、左に提示する地図上で「Military Shipyard」と記した三菱造船所と「Map Target」と記した図上標的であった。」
「つまり、三菱造船所ではなく浦上天主堂地域こそが、指定標的「グラウンド・ゼロ」になっていたのである。」
「極秘長崎標的地図の原本は、米国国立公文書館に保存されていたが、いつの間にか所在不明になっている。」
「さらに、浦上天主堂を目標地点にした地図も所在不明になっているのだ。」
“米国の公式の記録には長崎の攻撃目標は軍港近辺になっていた。しかし、実際に原爆が投下されたのはこの軍港地域ではなく、浦上天主堂。この投下目標の地図の原本が紛失している。これらの事実から、著者は「死の血盟団」は反キリストの意図を示すために攻撃目標ではなかったキリスト教の教会、浦上天主堂に投下したと推論している。”
終わりに=Outcome
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