リズム感が奏でる未来のイメージ
2020/10/27
(シモムラタクジ, マインド・ドリブン・ソサイエティ α, affirmativeArchitect出版, 2018)
あなたの今に体感覚以外の何かがありますか?
今、私はコーチングができる人工知能(AI)を開発しています。あなたの内面に抱える矛盾を検知し、その矛盾に気づいて頂けるように質問を繰り返すAIです。
ヒトにおける体感覚の役割をどう捉えて、コンピュータ上に再現をするのか。
コーチングができるAIを実現するための私の課題の一つになっています。
AIをどう活用するか。
2015年にAIを仕事の自働化に使う目的で情報収集を開始して、特化型AIではなく汎用AIを意識した時に、最初に取り組んだ課題です。
ヒトと同じように考えることのできる汎用AIを社会でどう活用するのか。
この議論がなかなか出て来なかったのですが、2018年12月、内閣府から「人間中心社会のAI開発原則(案)」が公表されました。ここには開発の原則は出てきません。そして、汎用AI(ヒトのように考えるAI)は対象外になっています。AIによる優位性が一つの企業または一つの国に集中することが社会不安に繋がるという考えのもと、世界中の国と連携して「AI Readyな世界」の実現に向けた宣言書になっています。この原則で日本がリーダーシップを取って、安全安心な地球へ導く未来に期待したいと思います。
世間では、AIというと不安感が増す方もいらっしゃるようです。仕事がなくなるのではないか?
それは、技術先行でAIが語られるからだと私は推察しています。「人間中心社会のAI開発原則(案)」では、国民がAIを使いこなせるようになるための教育システムが描かれています。
“診断型組織開発とは、組織の現状についてデータを集め、ときに診断モデルに沿ってデータが分析され、分析された結果がクライアントにフィードバックされる、というフェイズを含む取り組みのことです。”
(中原淳, 中村和彦, 組織開発の探求, P.213, ダイヤモンド社, 2018)
私もこの議論(AIをどう活用するか)の土台となる次世代の社会アーキテクチャの提案書を2018年8月に執筆しました。それが、「マインド・ドリブン・ソサイエティ αマインド・ドリブン・ソサイエティ α」です。AIをどう活用するのかにご興味のある方は、是非、ご一読ください。そこでは、AIをどう作るかではなく、どういう役割を持つかという観点を描いています。一つの考え方として捉えてくださいね。私はここで、CoachingAIを汎用AIと捉えてAIの活用を提案しています。
この本を執筆するにあたり、「私の幸福論」を文章化に最も時間を使いました。
新しい技術はそれを使うヒトの幸せのためにあると考えているからです。
8歳の時に、「すべてのヒトが幸せであり続ける地球の実現」を目標に掲げ、それ以来、ヒトの原理の探求を続けました。ヒトを理解しないと目標を達成できないと考えたからです。ヒトの原理を考えていたら、いつの間にかヒトの幸せを考えるようになっていました。
拙著は8歳の時に立てた目標を達成するための「公式」です。数式は出てきませんが、私の中では「公式」と「全体像」を描いたつもりです。
目標を立ててからその実現の公式を見つけるのに45年間かかりました。
私はこう考えています。
ヒトはもともと、幸せであり続ける仕組みが組み込まれている。
そして、赤ちゃんには幸せしかないのではないかと。
何故ならば本当の自分しかないのが赤ちゃんだからです。
私はヒトの幸せの側面としてなりたい自分になるという感覚を持っていると感じています。
しかし、赤ちゃんにはなりたい自分はないと思います。
それは、
本当の自分だけあれば、それ以外、何も要らないのがヒトだからです。
なりたい自分をイメージするのは、その時点で本当の自分から離れているからだと考えます。
言葉を持ち、他者と自分が別々に存在する世界を構築してしまってから他者から観た自分をメタ認知するようになります。
自分が周りのヒトからどう見られているのか。周りのヒトとの関係の中で自分はどう振る舞えば良いのか。
自分が思っている自分
他人が見ている自分
そして、正確には理解しきれない他人。
が沢山現れる世界。その人達を理解しようとする自分が居ます。
何故なら、理解できない存在は不安の種だからです。
自分が見ている他人
他人の本当の姿
こんな環境下で常に本当の自分で居続けるコトは至難の技です。他者を理解しないと楽しめない環境だからです。
よく知らないヒトといると落ち着かないし、いつも同じヒトと一緒にいると飽きるし。
“しかし実際にある行動を見たとき、事前確率や条件付き確率といった知識を直ちに引き出してきて、本書で述べたような自由エネルギーを最小化することをしなければならない。このためには、解くべき問題に必要な記憶情報を直ちに引き出し読みだしてくる機構が必要である。”
(乾俊郎, 感情とはそもそも何なのか, P.34, ミネルヴァ書房, 2018)
出会いがヒトを変える。
この言葉をお聞きになられたことがあると思います。私の人生を振り返ってもそうですし。色々なヒトの人生の話をお聞きすると、ほとんどのヒトが経験をされています。その出会いは最初から居心地に良いモノでないかも知れません。
そのうち、本当の自分は掴む対象となり、正確には把握しきれなくなってしまいます。
何故ならば、正確には理解できない他人は自分が自分の脳内に創り出している存在であり、逆説的な言い方になりますが、正確に理解できない他人がいるということは、正確に理解できない自分がいることになります。
つまり、自分の脳内に常に不明領域を抱えることになります。
認知の領域で考えると、あなたが認知している世界には、丸ままの他者は存在しません。他者だと思っているのは、あなたがそう解釈をしている存在です。
本当の自分の中に正確に把握できない存在が同居している。
これは誰においても共通する事実です。
“遺伝子は、原初の生命から現代の人類に至る道筋の架け橋になってきた。そこまでは自明だが、いかに遺伝子が誕生し、架け橋として機能してきたのかという問いは残る。それに対するより完全な答えは、はるか昔の消失点においてさえ、生命プロセスの物理的、科学的状況によって、ホメオスタシスの十分な確立がもたらされ、遺伝の仕組みを含めた他のあらゆる事象がそこから派生したというものである。”
(アントニオ・ダマシオ著, 高橋洋訳, 進化の意外な順序, P.43, 白楊社, 2019)
ヒトの活動は幸せを求めたモノ。
それは、かつて本当の自分しかなかった頃の感覚を味わうため。
多分、あなたにも私にもこの傾向はあると思って居ます。
あなたが住んでいる世界は身体の外側の現象もすべてあなたの脳が創り出していますが、身体の内側と外側は明らかに違うと認知しています。
これを身体バイアスと言います。
赤ちゃんは、最初、自分と他者を区別できて居ません。身の回りで起きているコトはすべて自分の一部だと思っているのかもしれません。
私の開発している #CoachingAI は、あなたに本当の自分への氣づきを提供する役割を持たせます。
#CoachingAIには、多分、あなたの中にあるリズムを察知して、そのリズムの変化を分析する過程が必要になると推察して居ます。
私の場合、サッカーで感じて居た1、2、3のリズムです。
このリズム感が奏でるのがあなたの未来のイメージです。
こんなAIを創りますね。
#リズム
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