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コロナ感染対策:診断

      2020/05/21


コロナ感染対策:診断2020年5月9日執筆開始

目的

主治医が治療の患者の診断を開始してから、ある程度の見込みがたつ治療計画に資する診断結果を得るための検査法を確立する。

手段

公表された情報を収集し、独自の提言を構想し、発表する。

結果

医学は診断学の歴史です。そして、まだ、100%確実な診断法は確立されていません。
患者の状態が変化します。患者によって自身の症状を表現するレベルが異なります。医師によって患者の訴えを理解できるレベルが異なります。全身を捉え診断よりも臓器別(部分)の診断が科学技術により進歩しています。医師の専門化が進み自身の専門知識から診断する傾向にあります。

私は新型コロナ感染対策の目標を「インフルエンザのようにコントロールする」としました。
この目標を達成するための課題は2つあります。絶対的な課題と相対的な課題です。
絶対的な課題とは、COVID19を診断する、治療するための知識技術をインフルエンザレベルにするための課題。つまり、質の課題。
相対的な課題とは、社会資本、医療資本を充足させその偏在をなくすための課題。つまり、量の課題。

この目標を達成するための診断における課題は次の通りです。
1. 軽症・中等症から重症化する兆候を見つける。
2. 専門医が確度の高い治療計画を立てるに資する診断法を確立する。
3. 専門医の診断知を一般医、市民へと伝播する。
4. 診断に必要なモノやサービスを必要な時、必要な場所に届ける情報の流れ、モノの流れを確立する。

私は、この課題を解決していくための社会的な環境を整えて、社会全体として解決に向けての「新たなコンセプト」と「既存の技術」がマッチングしやすいデータマネジメントシステムを構築します。そして、一人一人のリーダーシップが、すべてのヒトの感染に対する不安の解消に繋がる関係性を促進します。これがコロナ感染対策エコシステムです。

2020年3月1日 日本臨床検査医学会 新型コロナウイルスに関するアドホック委員会

2020年4月27日 ⽇本臨床検査医学会 臨床検査の偽陽性と偽陰性について

2020年05月04日 専門家会議のPCR検査の評価

2020年5月6日 JAMA, Interpreting Diagnostic Tests for SARS-CoV-2

ウィルス分離、PCR(鼻咽喉、唾液、便)、抗体(IgM, IgG)による検査の適正な時期(発症前後)が図で示されています。

2020年5月13日 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部 SARS-CoV-2 抗原検出用キットの活用に関するガイドライン

抗原検査を最初に実施して、陰性の場合、PCR検査を実施する手順が示されています。

2020年5月13日 日本医師会 定例会見からの記録

PCR検査の陽性率の現状について

1. 各都道府県での算出方法が異なる。
2. 検査機関によって、翌日に結果が出たり、数日後に結果が出たりする。
3. 陽性率を判定するとき、分母を判定日の数にするのか、分母を検体を採取した日の数にするのかによって結果が異なる。
4. 現状では7日前の検体であれば分母と分子を同日とした陽性率を出せる。
5. 今後は、検査実施体制の改善により、陽性率の算出法が改善される。

2020年5月14日 国が承認した「抗原検査」ってどんなもの?

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