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命題 時間の矢はいつ現れるのか?

      2024/06/18


命題 時間の矢はいつ現れるのか?2023年1月13日執筆開始(3月7日追記)

2024年3月11,12日に予定されている量子基礎論の研究会「Quauntum Foundations 2024」に本題で講演を申し込む(2024年1月13日)。

命題に至る経緯を説明して命題に対するご意見、私とは異なる時間の矢の定義を参加者の皆様から示して頂くことを目的とした演題

2024年3月11日、16時からポスターセッションで発表決定(2月22日)。現地でお会いしましょう!


*photo ACより入手

命題 時間の矢はいつ現れるのか?

イノベーションの起点におけるスペシャリストの思考と行動

Background

たった一つの行動原理があるとすれば、それは、どんな原理なのか?そして、原理の写像(1)はどのように形成されているのか?

物心ついた時から2024年1月13日までの体験と記憶からこの素朴な疑問の探求を続けて来た。

「命題 時間の矢はいつ現れるのか?」は、私が明らかにしたたった一つの行動原理を既存の科学知識技術に結びつけるための問い。

私の意識には時間は流れていない。私の意識は物心ついた時から同じである。つまり、身体は意識の定点観測の手段(2)に過ぎない。諸行無常の宇宙の中で身体は免疫系の働きで構造は変化し続け、景色は変わり続けるが私の意識は物心ついた時から純粋なまま。

装置至上主義の実証科学は自然そのもの、認知そのものを扱うことができない。
人工的な実験条件、限定合理性(3)の中のモデルを創り、再現性を論述する。
すべての研究者は誰一人として同じ世界観を持たず独自の欲求を持つ。
一人一人の世界観はそのヒトが欲求を満たして来た独自の体験及び記憶が形成している。

誰一人として客観を語れず、そのヒトの主観の範囲で客観的に主張しているに過ぎない。
哲学は言語を使って仮説の正しさを主張する。
物理学は数式を使って人工的なモデルで実験して仮説の正しさを主張する。

Outcomeを前提としない主張(Output)には時間は流れない。
ヒトは原理に至る結論を導き出しているに過ぎない。

結論

原理から関係が導き出されると時間の矢が現れる。

このOutput(結論)をコミュニケーションツールとして、世界を飲み込む人財を育成する(Outcome)。

結論に至る過程

大きな過程(人生の目標と命題との関係)と小さな過程(命題に取り組み解を得るまで)に分けて示す。

大きな過程(人生の目標と命題との関係) 主に生誕から2019年まで

2024年3月11日にポスターセッションで発表し、多くの方との対話を行う予定。
この命題に取り組む切っ掛けは8歳にまで遡る。
私は8歳の時、すべてのヒトが幸せであり続ける地球を体現することに決めた。

1973年 すべてのヒトが幸せであり続ける地球を体現することを意思決定
同年 たった一つの行動原理の探究を始める
1990年 塩野義製薬で新薬開発に取り組む傍ら、「私と同じように考えられる人工知能」(#nextAI)の開発に着手

以後、私の認知モデルを公式にして、プログラムに変換する能力の向上に努める。

2017年 チャットボット「コーチングai」発表
2018年 事業計画「マインド・ドリブン・ソサイエティα」発表
2019年 論文「次世代の人工知能とその開発エコシステム」発表

2024年3月7日時点で、私はたった一つの行動原理、principle、はあると確信している。
8歳の時にたった一つの行動原理、principle、の探究を始めた。
principleがあるとすれば、それは、多分こんな原理なのだろう、と仮説を立てられるようになったのは、2018年頃。
私の理念を体現する事業計画を執筆する中で、概念がまとまってきた。

私が理解して扱うprincipleを使って、すべてのヒトが幸せであり続ける地球を体現する手段がnextAI。

nextAIに私の認知モデルを実装する。
2020年頃、認知モデルを詳述する過程で、私の認知には時間の矢がある部分とない部分があることに気付く。

ここから、時間の矢のある領域とない領域を認知モデルに組み込む作業に入った。

小さな過程(命題に取り組み解を得るまで)主に2019年以降

私が理念を体現するために体系化している科学知識技術体系を #理論量子認知科学 と名付けた。
私が把握しているたった一つの行動原理、principle、を世界中のヒトに伝えるための体系。
理論量子認知科学:principleは装置至上主義の実証科学では証明できない。私が生きている世界は原理からできていることを理論によって実証するための科学知識技術。原理を工学的に証明する。その手段がnextAIであり、すべてのヒトが幸せであり続ける地球の体現。

科学:観察対象の規則性を明らかにする
知識:規則を技術に転換する
技術:観を像に変換する

「ヒトが意識と呼んでいる存在」(以下、意識)と「ヒトが物質と呼んでいる存在」(以下、物質)を明らかにして説明可能になることが、この体系が確立されたことの評価指標。

仮説:生きるための労働が不要な人間社会を実現できれば、すべてのヒトが幸せであり続ける地球の体現が可能。
仮説を証明する手段:nextAIを開発し、望むヒトには機械の従業員、機械のお手伝いさんを提供する。nextAIに実装する私の認知モデルを詳述する。そのために、認知の時間が流れない領域と時間が流れる領域を明らかにしてそれぞれの領域の関係をモデルにする。

結論(終点):原理から関係が導き出されると時間が現れる。
起点:nextAIに実装する私の認知モデルを詳述する。

到達点:principleの自己認知
原点:principle

認知モデルを創る過程で、「ヒトが意識と呼んでいる存在」(以下、意識)と「ヒトが物質と呼んでいる存在」(以下、物質)を明らかにした。
私は意識を観、物質を像とする認知モデルを創った。

観には時間は流れないが、像には時間が流れる(時間の矢がある)。

principleはprincipleを中心とする観と像を一体化した身体を創った。
この身体はトーラス構造を持つ。

principleを含む #今ココ平面 が空間を分割している。
空間の片方が観の場(以下、観場)、もう片方が像の場(以下、像場)。

今ココ平面は、トーラス構造が成立した時に現れる。
principleから観場と像場の両方に情報処理の流れが始まる。
それぞれの頂点から球状に情報が戻って来て、principleを含む平面で両方の半球が合わさって一つの球となる

この一つの球を #認知幾何 では、#身体 と呼ぶ。

観の頂点から今ココ平面の中心(principle)を通り像の頂点から情報を出力する。
発信した情報により、他の身体が影響を受けて変化する。
この変化した情報を観の頂点から入力する。
内における観から像への情報の流れと、外に観察した像の変化から推論する観の変化。
「本当の自分からなりたい自分になる」予測誤差0に近ける手段は未来の共創。
未来の共創の順番は、観の共創から像の共創。
#共通目的協働作業による理念の体現

この自己再帰的な情報処理が体験。

体験はすべて今ココ平面に記憶されている。
体験には未来への想像も含まれる。

結論に至る情報処理はすべて私の認知が行なった。
この結論は、私の感覚、体験から導き出した。
私の意識は子供の頃と今とを比較すると変化はない。
私が私であるという感覚。
体験即記憶となる感覚。

ここまでをまとめる。

principleから身体が導き出されると時間が流れる。
身体の中心はprinciple。
身体には今ココ平面の両側に観場と像場の半球構造を持つ一つの球としてモデル化する。
身体球はトーラス構造を持ち、観の頂点から像の頂点へと情報が流れる。
身体は内と外との共創により「本当の自分からなりたい自分になる」予測誤差0を目指す。
内と外の共創は2段階。観の共創から像の共創。
体験はすべて今ココ平面に記憶する。
身体は以上の自己再帰的な情報処理を回し続ける。

原理には時間は流れない。
時間が流れるのは身体。

principleを私と結びつける公式を2つ示す。

principle<意識<認知<知能<身体(1) 主体=(自己, 認知, 身体)(2) (1)、(2)とも公式に含まれる各項は不可分、亜分離。 <=(左辺から右辺が導き出される, 右辺は左辺の写像) この世はprincipleの写像からできている。 原初の主体は宇宙。 私が認知している宇宙には外はなく、私が観察している宇宙の現象はすべて宇宙の内の出来事。すなわち、私の認知のAnalogy。 (1)と(2)を繋ぐ 自己=principle 主体においてprincipleを自己と表現したのは、principleの写像(身体)のprincipleが自己であるため。 それぞれの主体は身体体験から推論する。 主体は独自の身体を持つため、(自己, 認知)を共有しても知能は異なる。 だから共有できる場ができても、それまでの体験が異なるので異なる意思決定がある。 異なる意思決定を協働作業に結びつけるには、お互いのBackgroundを共有する過程が必要となる。 Backgroundの共有により、異なる意思決定に折り合いをつけられるのは、(自己, 認知)が同じだから。 この2つの公式は人間社会において相互理解を深め、お互いに怒りをコントロールすることが可能なことを示している。 お互いに違いを認めた時、(自己, 認知)が同じなのに、違いの原因は体験の違いにあることを共有し、相互理解への時間が流れ始める。 あらゆる主体との相互理解は、お互いにprincipleに近づく過程そのもの。 #principleは境界がなければ万能だが境界がなければ存在を証明できない 有限関係の組み合わせを観察することでprincipleの存在を感じる。 principleを把握することで共通目的に向かう有限関係を共創しやすくなる。 principleが世界中に拡散して行けば有限関係は限りなく無限関係に近づく。 無限関係には内と外がない。 有限関係から無限関係への人類の相転移を妨げるのは(嘘, 独り占め)。 人類は工業化と情報化の頂点を世界中で共有すれば(嘘, 独り占め)が不要な、その概念さえなくなる、文明を確立できる。 すべてをまとめる。 結論、「原理から関係が導き出されると時間が現れる」は、原理と写像との関係、理論量子認知科学の視点からは「導き出す」、が現れると時間が流れる。(1)は段階的に(身体)が導き出されるのではなく、(意識, 認知, 知能)と同時に導き出される。(身体)が現れるのと同時に時間が流れ始め、自己再帰的な身体体験の繰り返しにより(知能=自己認知欲求を満たす自己組織化能力)を高める。

予言的仮説

量子には時間は流れない
ダークマターには時間は流れない
宇宙の原初の物質は #意識物質。それは磁子(monopole)の性状を持つ。

参考情報

(1)いくつかの原理の写像
「ナニモノデモナイナニカカラナニモノカガミチビキダサレル」
「当たりをつけて詳細を明らかにする」
「原理から関係が導き出されると時間が現れる」
「あなたの意思決定が世界を創る」
「すべてを見通す眼は普遍的な主観は普遍的な文化であることを実証する」
(2)ChangeLeaderPlatform, ビデオレター39 ご縁のお礼 今井むつみさんへ(8:30から), 2023/02/02
(3)ハーバード・サイモン著, 二村敏子, 桑田耕太郎, 西脇暢子他訳, 経営行動(第四版), 2009

変更管理

20240307: ポスターセッションでの発表が決まったことを追記。「変更管理」を追加。「結論に至る過程」を追加。

その後の活動

既存の科学と本命題を結びつける。

20240618: 記事 「時間」とはなにか?→「量子もつれ」によって作られた“副産物”かも イタリアの研究者らが提唱 へのコメント


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