認知と幸せ
2019/06/11
(シモムラタクジ, マインド・ドリブン・ソサイエティ α, affirmativeArchitect出版, 2018)
子供の頃、小学生になる前、毎日、家の外で友達と遊んでいました。父が勤務していた会社の社宅の敷地は、一般道とは隔離されていて、車の通行量が少なく、安全安心な遊び場でした。
子供同士、仲間はずれもなく、遊んでいる友達に「寄せて」と言うと遊びの和に入れてくれました。
この頃の私は、毎日が楽しくて、すべてを記憶に留めて置きたいと思っていました。
“永続的自己は、過去から未来にわたり一貫して存在する自己のことであり、主にエピソード記憶や自伝的記憶が基礎となる。一方、一時的自己(最小自己ともいう)は、自己主体感、自己所有感、自己存在感から構成される。”
(乾俊郎, 感情とはそもそも何なのか, P.50, ミネルヴァ書房, 2018)
その後、小学生になり、進学し、社会人になり、今に至っています。
この間、楽しいことばかりではありませんでした。
“このように、フッサールの哲学の最も基層にあるのは、自然科学に対するアンチテーゼです。フッサールは自然科学に対して、私たちの意識を基層とした学問をつくるべきである、知的な営みを取り戻すべきであるということを主張しました。このようなフッサールの知的態度は「反自然(自然とは、ここでは化学のこと)」といいます。”
(中原淳, 中村和彦, 組織開発の探求, P.89, ダイヤモンド社, 2018)
楽しくないコトがあった時、その原因を自分にあると思ったり、他人にあると思ったりしてました。原因がどちらかにあると考えていた時には、辛い気持ちからなかなか抜け出すコトが出来ませんでした。
ある時、もしかしたら相互理解が不十分だったので、行き違いがあったかも知れないと考えるようになりました。
相互理解が不十分なのであれば、相互理解を深めれば良い。
相互理解をした上での意見の相違や好き嫌いの問題であれば、その結果にお互いが納得できるだろう。
こう思えるようになったのです。
それ以来、辛い気持ちが長く続かなくなりました。
感じて、気づいて、行動する。次の幸せに向かって。
これは多くのヒトに当てはまる、行動のフレームですね。
それは、本当の自分の望みなのか、自分の望みを叶えるには、どう行動したら良いのか。ヒトは無意識のうちに、自問自答をしています。
“やがて感情に駆り立てられた意識ある心は、経験の主体にてらして、(1)生体内の状態と、(2)生体外の環境の状態という二つの決定的な事象を心的に表象することが可能になった、後者には、社会的な相互作用や共有された意図によって生じた種々の複雑な状況における他個体の行動が、典型的なものとして含まれる。そのような行動の多くは、その個体の持つ衝動、動機、情動に左右される。”
(アントニオ・ダマシオ著, 高橋洋訳, 進化の意外な順序, P,44, 白楊社, 2019)
想定外の状況になって、初めてお互いの認知の違いを知ることになる。トラブルが発生した時、お互いの認知の違いが原因であれば、そこに焦点をあてても無駄です。
認知の違いを理解し、必要な修正を加えて、トラブルを解決して、お互いの共通目的の達成に向けて、リスタートして下さい。この態度が相互理解を深め、お互いの幸せの実現を早めます。
お互いに認知の壁を突破し続けましょう。
あなたが認知の壁を突破すれば、社会はきっと良くなる。
#身体バイアス
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