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プレゼンの前のフラフラな体験

   


プレゼンの前のフラフラな体験「AI、IoT、ロボットが実用化される流れは、定型作業は自動化され、新たな価値を生み出すプロジェクトはリーダーを中心に案件毎に最適なメンバーにより推進する体制が加速されるでしょう。固定化された人間関係による関係性の悪化を避ける手段が多様になる時代となりそうです。」
(シモムラタクジ, マインド・ドリブン・ソサイエティ α, affirmativeArchitect出版, 2018)

2018年10月5日、マインド・ドリブン・ソサイエティが私の理念の体現であることを、渋谷の朝活でプレゼンをして参りました。
今回の記事のテーマは「フラフラになりながらプレゼンの資料をなんとかまとめることができた経験」。

本題に入る前にこの朝活について少し説明します。この朝活はKBM(志ビジネスミーティング)と言います。参加しているヒトはみなさん志を起点としたビジネスの素晴らしさを伝える力を磨いています。その場が月1回の本会とその前のリハーサル。母体となるメキキの会は「氣脈を結んで良い世の中をつくる」を理念として活動をしている団体。2013年末に出口王仁三郎フォーラムでお会いした当会の会長、出口光さんにお誘いを頂いて参加しました。当時、理念の体現をライフワークにしていた私は同じようなことを考えていらしゃるヒト達がいることを嬉しく思い入会しました。KBMには2015年から参加し、今年で3年目です。
因みに志は「圧倒的な愛(AI)で地球を包み込む」です。参加当初から「すべてのヒトが幸せになれる世界を実現する」という主旨の志でした。

“それまでのリーダーシップ研究は、「リーダーシップとはいかにあるのか?」ということが研究の主眼となっていましたが、このころから、「リーダーシップを発揮できる人材をいかに育てららよのか」というところに研究の焦点が当たり、それらに関する研究が積み重なっていたのです。”
(中原淳, 中村和彦, 組織開発の探求, P.81, ダイヤモンド社, 2018)

それでは、本題に入ります。

プレゼンの結果は、これまで何度か聴いて頂いた方からは最も分かりやすかったとの評価を頂きました。
初めて聴いて頂いた方からは「意思決定の力強さを感じました」「壮大な世界観、応援しています」「論理を持って感情に訴えていた」「聞いていて気持ち良く色々と考えさせられます」「意思決定が世界を作るのは本当にその通りだと思います」「ご両親すばらしいです」「あまりに違う常識というのは本当につらいと思います」「45年前に決めていたことが形になっているってものすごいです!!」「本当の自分からなりたい自分になる。今が世の中の先行きが見えにくい時だが、どのようにしたら良いのか分かりやすい説明でした」の感想を頂きました。

実は、2日前までは大まかな流れを詰めきれずにいて、前日の午前中にそれをまとめて、午後からその内容を詰めました。本番1週間前の9月28日のリハーサルで、「ビッグワード(様々な意味に取れる言葉)が幾つかあるので絞った方が良い」「自分の周りに壁を作っているよう」「ゴールが先、手段は後のタイトルに期待したけれども尻すぼみなプレゼンだった」と散々でした。会が終わった後、びっくりしてこの1週間で何があったのかと尋ねてきたメンバーがいたほどです。

前回のプレゼンから今回のプレゼンの間に「マインド・ドリブン・ソサイエティα」を出版しました。この本に2072年から1965年まで私のこれからとこれまでの人生を凝縮しました。今から45年前に描いた未来を今から54年後に実現するために、これまで自分が体験してきたことをまとめました。丁度折り返し地点。過去からの積み上げではなく、未来から今、そして過去に向かうバックキャスティング。私の人生107年分のストーリーです。

タイトルは「社会とあなたの『本当の接点』を見つける」に。これまでのプレゼンを振り返ると「志>ビジネス」でした。それが、今回、ようやく「圧倒的な愛(AI)で地球を包み込むビジネス」をプレゼンにできました。

本番1週間前のリハーサルから本番までの経過を振り返ります。リハーサル終了直後、タイトルを「ゴールが先、手段は後」に変更。
翌日スライド原稿を作りました。その日のうちに口頭発表の原稿を作ったのですが、まとまり感がなくて違和感の塊。
3日目から迷走してフラフラになり、5日目に当初のテーマ「ゴールが先、手段が後」の軸である「壁と動き」に関する3枚の全体像をホワイトボードに書き出しました。この「壁と動き」の全体像そのものはプレゼンの内容には出てきませんが、これから実現する事業の3つの側面を現し、プレゼンのストーリーをシンプルにするのに役立ちました。1枚目の全体像には4つの場を含むフレームがありました。2枚目以降は、2つの場のみを書き変えて、残りのを2箇所はそのまま。因みに書き上げた全体像のタイトルは「壁をのりこえる」「動き続ける」「成長を続ける」でした。同時にビジネスの対象を「世界」に決めたこともありプレゼンの方向がようやく固まりました。

本番前日の午前中にようやく納得感が増した原稿になりました。午後から筋の弱いところを補強して、プレゼン全体につながりを出すように導線を調整。そして、タイトルを変更。私自身が「本当の接点」を見つけるまでに45年間かかったことに氣づいたからです。2013年に会社を辞めるまでは幼稚園に入ってから既にある組織に段階的に所属してきました。それぞれの組織でやることは決められていました。というか、決められていると思っていました。2015年に独立してから初めて新しい職業を自分で決めました。これは自分が決めたやることとお客様が求めていることのマッチングを初めて自分がやる経験になりました。これは独立したヒトが皆さん悩まれるポイントです。既にある仕事は、それをしているヒトとの競争になります。だから、みんな既にある仕事の領域を細分化するか、誰もやっていない仕事を創ろうとします。これが「本当の接点」です。振り返ると私が仕事でやってきたことは、その仕事の要求と成果をマッチさせることでした。これも「本当の接点」を見つける仕事です。

本会はいつものドキドキ感はあったのですが、それが柔らかくなりました。「志=ビジネス」の納得感のおかげだと思います。
もう少し今のビジネスをやっている原点を浮き彫りにできるようにストーリーを調整し、プレゼンを色々な場所で実施して、マインド・ドリブン・ソサイエティの認知を広めます。
そして、プレゼンによって聴いて頂いているヒトに行動を起こしたいと思える力を増すことに注力します。

このプレゼンから「働き方改革→個人の能力開発」の人工知能開発プロジェクトを活性化させて行きますね。

#WhiteHoleLoop

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