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報告:第12回 汎用人工知能研究会 nextAI 発表

      2019/09/11


報告:第12回 汎用人工知能研究会 nextAI 発表「サッカー型組織に繋がるこれらの提案は、一言で言えば個人が自律できる生態系を社会や組織内に創るのを目的にしています。自律が幸せに繋がるからです。所属する組織に貢献する方法として、与えられた役割の次に貢献したい役割を持つ。組織に貢献したい役割に与えられた役割が含まれると自然とリーダーシップが身につきそうです。更に、専門性を高めれば外部に自分の成長の場を求めることができ、個人が副業も選択できる。組織がこんな文化であれば、自然と個人は自分で決めて行動する態度が身につくでしょう。この態度が組織の生産性の向上に繋がります。」

(シモムラタクジ, マインド・ドリブン・ソサイエティ α, affirmativeArchitect出版, 2018)

2019年9月1日。

2019年8月30日に標記研究会で「次世代の人工知能とその開発エコシステム」(サイトの下に無料のダウンロードボタンがあります)を発表して参りました。
今回は、その報告です。

今回の発表は昨年、出版したマインド・ドリブン・ソサイエティ αの「6.ヒトの幸せに貢献する人工知能のコンセプト」を発展させた内容になっています。

発表時間は20分、質疑応答が10分。

“筆者は2015年よりビジネスに活用する目的でヒトの能力開発に役立ち、仕事を標準化して代行できる人工知能(AI)のリサーチを開始。4年間のリサーチの結果、部分的には実現できている技術はあるものの目標とするAIは実現していないと判断。これは意思決定後の脳における情報処理(課題解決)の解明は進んでいるが、ヒトが意思決定する時の情報処理(課題設定)の解明が進んでいないことによる。”

(下村拓滋, 次世代の人工知能とその開発エコシステム, 第12回汎用人工知能研究会, SIG-AGI-012-01, 2019)

発表時の質問、発表後の質問を次にお示しします。
説明が不足しているところは補足しました。

1. 今回発表されたモデルと既存のモデルとの結び付けは出来ていますか?
→いいえ。

2. 既存のモデルとの違いはどこにあると考えていますか?
→(質問者の意図が分からなかったので、後から質問者に意図を確認しました)
質問者:principleには既に報告されている様々なモノがある。それらとの違いを明らかにして欲しい。モデル自体が、断片的に誰かが主張をしている部分が認められる。

今回、私が発表した人間モデルと全く同じモノはないことは確認しました。
私の「人間モデル」と非常に近いモデル「CHCモデル」を見つけましたのでこちらに引用します。
市瀬龍太郎, CHCモデルに基づく認知アーキテクチャの比較, The 30th Annual Conference of the Japanese Society for Artificial Intelligence, 2016

過去の学術的な研究とのグランディングはprincipleの公式化、プロトタイプ開発の中で実施して行きます。
それは、学術的な成果から人間モデルの標準を構築してもCoachingAIやKnowledgeManagementSystemに繋がらないからです。
この理由については、現時点ではパートナーとの秘密保持契約の関係で公開できません。

“nextAIは秘密保持契約を締結したパートナーと共 に事業として推進をしている。筆者の事業目的は 「すべてのヒトが幸せであり続ける地球の実現」で ある。nextAIに興味を持つ読者とは秘密保持契約を 締結し、お互いの事業目的の達成に向けた協働作業 を希望する。それと同時に、今回、提示したモデル と4年間構築してきた人的ネットワークにより汎用 人工知能の実現に向けて研究や開発をしている研究 者や企業を後方支援する活動も模索している。筆者 が後方支援を行うことで、nextAIを含む汎用人工知 能の開発と社会実装が早まる可能性はあると考える。”

(下村拓滋, 次世代の人工知能とその開発エコシステム, 第12回汎用人工知能研究会, SIG-AGI-012-01, 2019)

3. 今回は技術的な課題については触れていないが、今回のモデルが実現する可能性をどう考えていますか?
→年内を目処に、principleを公式にしています。このprincipleを実装したコンピュータが私の意図した通りに動くのかが一つの試金石になります。あと、ノイマン型コンピューティングでは原理的に難しいと考えていて、量子コンピューティングに可能性を見つけています。

4. 汎用人工知能を実現する知識や技術は既に存在しているとのことだが、それはどういうことですか?
→principleを「当たりをつけて詳細を明らかにする」と言葉にできているからです。予測誤差の最小化、フリンストンの自由エネルギーがその一部になります。不足部分を補えばprincipleは公式になります。また、今回お示しした「人間モデル」が汎用人工知能のモデルになると考えているからです。実現に向けて現時点でクリアしたい課題は6つ列挙できています。

5. どうしてprincipleに行き着いたのですか?
→論文の冒頭に触れていますが、8歳の時に「すべてのヒトが幸せであり続ける地球を実現する」と決めてから、ヒトへの理解を深める行動を小学生の時から取り続けているからだと思います。自分にとっては当たり前でしたが、他のヒトはそうではなかったようで、自分の思考のプロセス、特に感情の動きと連動させて言葉で説明できるヒトには、まだお会いしたことがありません。自分自身の思考のプロセスを言葉で説明できるようになれたのは、他者の思考のプロセスを観察して、それを確認してきたからだと思います。Football(サッカー)と新薬開発では、「どうしてそう行動したのか?その時、何を考えていたのか?」をメンバーとディスカッションして来ました。この経験も「principleはある」と確信できたことに繋がっていると考えています。

学会発表は2回目。

2010年に技術経営修士の研究テーマを経営システム学会で報告。テーマは「イノベーションの起点におけるスペシャリストの思考と行動」でした。モノづくりのfazzy front endが研究対象。新製品開発において開発担当者が組織ではなく個人でどのように考えて行動したのかを先行研究を調査して、仮説のモデルを作り、その仮説を9領域24名の製品開発担当者にインタビューで検証しました。「製品コンセプト」が最も重要だという仮説が証明され、仮説のモデルを一部修正して「製品コンセプト」をどのようにして実現するのかを「イノベーション・モデル」としてフロー図にまとめました。

この時も「人間モデル」が重要で、そのパターンは一人一人違うと考えてました。
私の「イノベーション・モデル」は先行研究と24名の担当者へのインタビュー結果から帰納的に導き出したフレームです。

前回と今回の発表内容の差分は次の通りです。
・人間モデルが明らかになった。
・(人間モデルが明らかになったことと関係しますが)目標設定の思考プロセスが明らかになった。
・イノベーションの発生確率を高めるエコシステムに端緒をつけた。

前回と今回の発表内容の共通点は次の通りです。
・新製品開発にとって「製品コンセプト」が最も重要なように、nextAIにとって「人間モデル」が最も重要である。
・外部の汎化された知識技術を取り込むには、それを取り込むための知識技術が必要。
・イノベーションには記憶の知識体系への変換と、知識体系の汎化を伴う。

今回の報告は、「物理空間」をヒトが「情報空間」に変換して、自身の幸せ欲求を満たすために、シミュレーションをしながら「物理空間」を変化させて、自らが相転移し、「物理空間」も相転移をさせるモデルを提示しました。

今後は、今回お示ししたモデルを「物理空間」に実装する事業に入ります。

事業の一環として、皆様との情報交換の場を設けたいと思います。
テーマは次の3つを考えています。
・principle
・人間モデル
・ハードの制約条件の克服

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引き続き、皆さまのご支援とご協力をよろしくお願いします。

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