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自分には役割がある

      2020/12/07


自分には役割がある令和元年の自殺者数が公表された。

厚生労働省、警察庁「令和元年中における自殺の状況(令和2年3月17日)

全体的には減少したが、10代の自死者が増えている。

令和二年、1月から6月までは前年よりも自死者は少ないが、7月から9月は逆に前年よりも増えている。その内訳は20代の女性。

日本は先進国の中で自死者の数が多い。

自死者0の先に、すべてのヒトが幸せであり続ける地球がある。
どちらも、その実現方法は同じ。

すべてのヒトが理念の体現を果たせる社会にすること。

自分には役割がある

誰もがこう思える社会にして行く

この鍵が合意の前に尊重

すべてのヒトは公器であり、公益人である。
他者と関わりなく生きるヒトはいないし、他者と関わりなく幸せを感じるヒトもいない。
つまり、ヒトは生まれながらにして公の存在であり、公益はヒトからしか生まれてこない。
今の機械からは公益は生まれない。

仮に機械から公益が生み出されるようになったとしても、機械ができるのは提案。
その提案を受け入れるヒトが一人でも居れば公益となり、いなければ公益とはならない。

存在しているだけで意義がある。
ヒトも同じ。
存在には目的があり、それを生み出したBackgroundがある。
そして、その存在は目的を達成するとBackgroundに戻る。

存在の意義とは「やがて自覚し、非自己が認識することになる独自性」である。

すべての存在には大きな流れと小さな流れがある。
そして、相転移して別の存在として生き続けることもある。

ヒトは快しかない赤ちゃんとして生誕し、人間社会の中で未知の課題に遭遇して不快な感覚を覚える。例えば、人見知り。赤ちゃんが知らないヒトを見て泣くこと。そして、不快にならないように予測誤差を最小化し始める。これはたった一つの行動原理、Principleの探究の始まりでもある。
人間社会には様々な非自己が存在する。非自己を否定してしまうと原理の探究はそこで終わる。

自己を否定し、非自己を否定すると、Principleの探究はそこから先には進まない。
あなたが自己を承認し、非自己を承認すれば、あなたの周りから自己や非自己を否定するヒトは生まれにくくなる。

これは、すべてのヒトがお互いの幸せを尊重すれば実現する。

非自己を認識して、それを不快と感じるまでにヒトは情報処理を行う。
この情報処理には同じ非自己を不快とは感じなくなる変化が起きる。
この変化は予測に対してPrincipleを適用することで起きる。
そして、Principleは非自己との関係性を変化させる。不快な非自己がそうではなくなるのは、この関係性の変化による。

Principleは不快にならないよう予測誤差を最小化する行動と結びつく。
つまり、Principleに行き着かなければ、不快な非自己に出会う可能性をコントロールするのは難しい。

「不快な非自己」はあなたの解釈。

一つ不快な非自己が出てきて、それを否定してPrincipleの探究を怠ると同種の未知の課題、それから派生した未知の課題が時間と共に増えてくるので、不快な非自己に出会う回数、頻度が増してしまう。

そうすると、同じ日常の繰り返ししかできなくなり、やがて殻に閉じこもってしまう。そして、自死と繋がる。
一種のうつ状態。

これは「変化に取り残され公益人の姿」となる。

このモデルは、映画「クラウドアトラス」(2014)の英国の独裁者。

「変化に取り残された公益人」は本人ではなく社会の課題。
その起点は自己を承認し、他者(非自己)を承認する態度を身につける幼児教育から始まる。

私の役割は、「変化を先取りする公益人の育成」と「変化に取り残された公益人の復帰」の後押し。更に、これを実行しやすくするソフト、ハード、両面を駆使した社会開発である。それが「チェンジ・リーダー・プラットフォーム」。

「変化を先取りする公益人」のモデルは、白洲次郎さん三島由紀夫さん寺山修司さんニコラ・テスラさんアラン・チューリングさん

モデルとして提示した人物は、社会の慣性の法則を乗り換える活動を行った。

「チェンジ・リーダー・プラットフォーム」はすべてのヒトが「自分には役割」があると自覚できる社会にして、自殺者を0、すべてのヒトが幸せであり続ける地球の実現まで社会基盤となる。

自分の知り得たすべての非自己を理解できる自分になる。
そして、まず、自己を承認し、他者を承認できるようになる。
これが外乱をコントロールし、認知をコントロールできる自己の姿である。
そのためにはPrincipleを理解し、意識を自由に扱うための鍛錬が必要となる。

目標は、すべてのヒトが非自己を積極的に支持できるか受け入れられるヒトになることであり、そのエコシステムとしての人間社会を形成することである。

具体的には一人一人が主観を形成し、その主観が社会と繋がる。これが、自分には役割があると思える、ことに繋がる。
すべてのヒトがそうなるエコシステムとは、人工知能時代の社会アーキテクチャ(設計図)となる。

人工知能時代の社会アーキテクチャのキーワードは、
・プロシューマー(生産者であり消費者)(アルビン・トフラー「第三の波(1980)」)
限界費用ゼロ社会(ジェレミー・リフキン, 2015)

自分を上手く表現できるようになり、自分が他者に貢献できる独自性を自覚し、その独自性を限りなく発展させるエコシステム(自己組織化)を一人一人が持つ。

それは、

お互いに幸せ(私、主観、思想)を尊重し、行動が衝突しない合意(公、お互いの主張を包摂する努力、法律)を形成することと同義である。

人類の課題を解決するのは人類であり、AIはあくまでもそれをサポートする非自己でしかありません。
まずは、一人一人が安全安心に主観を確立し、自分を上手く表現する鍛錬を積める社会を目指しましょう!

#理念の体現
#あなたの意思決定が世界を作る
#意思決定コンサルタント
#下村拓滋

 - イノベーション, フレームワーク, マインドセット, モデル, 解決

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