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目的、目標、行動の非段階性

      2016/11/16


目的、目標、行動の非段階性あなたの意思決定が世界を創る。

意思決定コンサルタントの下村拓滋です。

季節はすっかり秋となり、服の様相もがらっと変わりましたね。

田舎の父が電話で風邪を引いてしまい、治るまで1種間程かかってしまったと言ってました。そして、母も。

因みに私は毛布を追加しました。ヒートテックはまだ早いですかね。

この季節の変わり目をお互いうまく乗り切って行きましょう。

10月12日は、よみうりホールで開催した全国志ビジネスプレゼンテーション大会に運営側として参加して来ました。

予選を勝ち抜いた8名でセミファイナル、そこから3名が選ばれてファイナルのプレゼンテーションがありました。

優勝者の眞鍋豊洋さんは、住宅建築の価格の適正化に取組むことを志とされてました。

人生は意思決定の連続ですね。志はそのヒトの生い立ちと密接な関連があります。繰り返して来た意思決定が志を創り、その志から意思決定を行なうようになります。

会社組織で言えば、志は経営理念と言えるかも知れません。そして、その経営理念は創業者の想いであり、会社のDNAです。

ヒトのDNAにはヒトが生きて活動するために必要な情報全てが含まれています。

その情報を読み取り、タンパク質を作り、人体を創り、意志を持って活動する仕組みそのものの実態がDNAと言えるのかもしれませんね。核となる遺伝子情報から必要なタンパク質を生成し、目的を達成するための活動を死ぬまで繰り返している。

私にはヒトがこんな存在に思えます。眼には見えない遺伝子から、段階的に眼に見える行動にまで情報処理を行なう ヒト は神秘の存在。

その神秘を解き明かしたいという欲求が、きっと科学を進歩させて来たのでしょう。そして今、科学の進歩が汎用型人工知能の開発に集約されつつある世界を我々は生きています。

ところで、

意思決定には3段階あることをお伝えしましたが、

意思決定の3段階、目的、目標、行動は、実際には明確に分かれていない時があるのです。

会社に勤めていた頃は、今やっている仕事の目的を良く考える を強く求められていました。そして、その目的を達成するために、当面の目標を何にするか、その目標を達成するためにどう行動するか。

こうして高次から低次にテーマを3段階でブレイクダウンして行く意思決定は、会社だけでなく、スポーツのチームや趣味の団体でも良く行なわれていることですね。

普段よく接するこの意思決定の3段階が実際には明確に分かれていない時って、どんな時なのでしょうか。

例えば、

サッカー選手の場合、目的と目標と行動にはどんなモノがあるでしょうか。

まず、行動からです。

サッカー選手ですから 行動 にはボールを止める、ボールを蹴る、周りを見る、味方に指示する、監督と話をする、コーチと話をする、メンバーと話をする等があります。その他にも、試合に出場して状況に応じて、攻めたり守ったりすることが含まれますね。練習で技術を磨いたり、仲間との連係を高めることも含まれます。

サッカー以外の場面では、テレビを観る、食事をする、寝る、身だしなみを整える、服を着る、車に乗る、電車に乗る、バスに乗る、自転車に乗る、買い物する等、生活における行動が含まれます。

他にも趣味の場面がありますね。本を読む、映画を観る、ゴルフをする、音楽を聴く、コンサートに行く、日曜大工をする等。趣味の場面では、その場面での行動が更にあります。

本田圭佑選手はサッカーチームを経営しています。サッカー選手が何かを経営する場面ではどう行動するのでしょうか。お客さんと話す、社員を雇う、社員と話す、社外パートナーと話す、お金を集める、お金を使う、書類を書く、e-mailを出す、電話をする、出張する等、仕事に伴う行動が含まれます。

次に目標です。

サッカーの場面では、次の試合で勝利する、5歩でトップスピードに到達する、チームでボールを奪って12秒以内にシュートを打つ、1試合で5本シュートを打つ、5本のシュートで1点を決める、世界No.1のコーチになる、バロンドールを穫る、ワールドカップで優勝する、今日の練習でピンポイントのクロスを成功させる、今日のシュート練習で8割決める等、選手それぞれがひとつではない目標を持っているでしょう。きっと。

若しかしたら目標には上下関係があるかもしれませんね。

例えば、ワールドカップで優勝する

  ←代表選手に選ばれる←試合で勝利し続ける←次の試合で勝利する

   ←相手選手にシュートを打たせない←今日のミニゲーム練習で相手チームのシュートを0にする

   ←試合中、5本シュートを打つ←5本のうち1本を決める←今日のシュート練習で8割決める

   ←1対1の場面で相手に抜かせない←今日の1対1練習で全勝する

   ←試合時間の60%以上、ボールを支配する←今日のポゼッション練習でパスを30回以上回す 等。

サッカー以外の生活場面では、ファンになった女優のドラマは全て観る、美味しい食事を出すお店を月1店舗見つける、半年に1回ファスティングをする等。

趣味の場面では、映画を月2本観る、年末までに本棚を製作する、夫婦で年1回は海外旅行をする等。

何かを経営する場面では、年間1億円を売上げる、来年中に社員を2名から4名にする、新しいサービスを2年に1個創る、3年後には海外に1店舗進出する等。

全ての場面の共通した目標として、自分の未来を共有できるヒトを5年後に1000人にする等があるのかもしれませんね。

最後に目的です。

サッカーの場面では、一流になる、お金に困らない生活を送れるようになる、チームのオーナーになる、一生サッカーに携わる、サッカーを通して世界に貢献する、サッカーを人財育成の手段にする等。

サッカー以外の日常の場面では、家族を作り暖かい人生を送る、孫ともに人生を楽しむに、地域のヒト達と安全安心な生活を満喫する、楽をする等。

趣味の場面では、切手収集家として名を残す、映画のコラムを書けるようになる、家具を買わないずに生活費に回す、自作の食事でゲストをもてなす等。

経営の場面では、画期的な人財育成の手段を提供し続ける、世界中に安全安心なサッカー場を提供する、一人ひとりが独自の人生を送る環境を人工知能でサポートする等。

全ての場面に共通した目的として楽しむ、感動する、成長する、可能性を追求する、理念を体現する等がありそうですね。

では、

こんなサッカー選手のある1日を想像してみましょう。

彼は関東にあるJリーグのチームに所属しています。チームではレギュラー、ある意味中心選手です。そして、日本代表として海外の試合でもプレーした経験がある20代前半。

それなりに満足した選手生活を送っているのですがもっと充実したいと思っています。

充実させる為にはどうしたら良いのか。それを、ここ2、3日ずーっと考えてます。

・Jリーグではなく欧州リーグに移籍する。

・日本代表でレギュラーをとる。

そのためにどうするのか。本当にその目標で良いのか。

悶々としながら、オフの日の午後を青山で過ごす。

何故、彼は青山に居るのか。それは、彼がこれまで悶々と悩みを抱えている時に、自分が楽しいと感じる場所を散策すると良いアイデアが浮かぶことを経験していたからです。

青山通りをぼーっとショーウィンドを見ながら歩いていると、緑のスポーツカーが目に留まりました。

これまで興味はあったけれど、身近にスポーツカーを観たことのなかった彼はその雰囲気に惹かれ、ショールームへと入って行ったのでした。

この後、彼は全ての展示車に乗り込み、車内の雰囲気を味わい、試乗車でハンドルを握ることになります。

そして、2、3の他社のスポーツカーにも乗ることを決意してこのショールームを後にしたのでした。次のオフの日に。

ここまでがご想像して頂くシーンです。

このシーンの中に目的、目標、行動の意思決定が明確に分けられていない場面があります。

それは、どこでしょうか。

もとい、あなたはどこの場面で3段階の意思決定が明確に分けられていなかったとお考えになられますか。

彼がスポーツカーのショールームに入って行った場面が、そうであると私は考えます。

彼は悩みを解決する目的で青山を散策していました。

ところが、スポーツカーが眼に入って来た途端、スポーツカーをもっと知ることが目的となり、目標をショールム内のスポーツカーに定め、行動を開始します。

目的、目標、行動が同時に意思決定されている。

私はこう考えるのですが如何でしょうか。

興味を持ったモノに近づく。

この状況下では目的、目標、行動の3段階の意思決定は明確に分かれていません。

ほぼ、同時に3つが意思決定されています。

感じたら直ぐに動く。感即動。

そういえば、

高校のサッカー部の顧問の先生からこんなことを教えてもらいました。

「相手チームの良い所を真似をする。」

自分達にはない良い所を見つけたら真似する。

そんなことを試合の最中やってました。

そして、試合後の練習でもやってました。できるようになるまで。

相手チームの良い所を真似る場面でも目的、目標、行動はほぼ同時に意思決定していたように思います。

もう一つのやりたいと思ったコトを直ぐやる場面。

誰もやっていないコトや、これまで観たことのないコトであれば考えながら。

こちらは目的、目標、行動の3段階を意識しながら考えながら行動しますが、最初の頃はほぼ同時の瞬間が繰り返されているように思えます。

ヒトはいつしか好奇心のままに行動することに蓋をしてしまうのかも知れません。

子どもの頃は好奇心のままに行動していましたよね。

それが、自身の世界を広げて行く活動そのものでした。

目的、目標、行動の意思決定が明確に分かれていない時。

つまり、好奇心のままに行動する時。

それは、きっと、あなた自身が次の世界に誘うドアを空けた瞬間なのです。

そして、その先に悶々とした悩みを解決した新しい世界が展開されます。

自分の行動に制限をかけているなあと思われた時、意識的に好奇心のままに行動してみて下さい。ただし、くれぐれも自己責任で。

きっと、あなたの新しい世界が広がって行く。

我々の意思決定で世界を創って行きましょう。

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ヒトは誰しもが不安を抱えて生きています。

その不安を解消する手段のひとつを一緒に育てて行きませんか?

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