【意思決定クラブ】 サッカーの世界から見えるモノ 2(下村)
意思決定コンサルタント 下村拓滋です。
私は週末、地元で小学生のサッカーコーチをしています。
高校生から始めたサッカーは私に多くのモノを齎して(もたらして)くれました。
前回のメルマガでは、ワールドカップの歴史を振り返り、2014年までにワールドカップ(20回)で
優勝した8か国は、全て自国の監督がチームを率いて優勝していることを共有しました。
前回のメルマガはこちら。
http://manmodelmarketing.com/blog/707.html
男子ワールドカップで優勝した国は、自国の監督がチームを率いている。
このテーマについてどんなトピックを取り上げて考える、意見交換をすると自国の監督が率いたチームが
ワールドカップで優勝している意味を理解できるのでしょうか。どんなプロセスで意見交換をすると更に、
理解が深まるのでしょうか。
そして、
理解したことはどんなことに活用できるのでしょうか。
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では、
議論を展開する道筋を整理してみたいと思います。
私がこのテーマを取り上げた理由は次の3つです。
1.意思決定を繰り返して、ゴールに到達する過程を具体的に表す。
2.結果とそのバックグラウンドとの関係性を表す。
3.サッカーは多くのヒトが知っているスポーツで事例を共有しやすい。
漠然と理解することを目的とすると、思考の対象となる情報の範囲が絞れません。
そこで、対象となる情報の範囲を絞るため、
何を目的として理解するのかを決めました。
「日本が男子ワールドカップで優勝するための提言」
これを提言をするために、理解を深めます。
次に、
どんな切り口で理解を深めるかを決めました。
男子ワールドカップで優勝した国のしたこと。
その共通点と相違点を明らかにする。
共通点と相違点の日本との親和性を評価する。
日本の強みを明らかにする。
(その他:今後、明らかになる重要な切り口)
優勝国の範囲をどこまで遡るのかですが、2014年ドイツと
2010年スペインの2カ国までとします。
そして、情報の範囲は、私が知っている事を含む既に公表済の
モノとします。
この流れで理解を深めたら、提言創りに入ります。
提言のフレームは、理解を深める作業と平行して創ります。
ここでお示しした内容は意思決定のプロセスの一部です。
これらもある意味、途中の意思決定になります。
・新しく行うことを明らかにする。
・目的を明らかにする。
・目的を達成するために行う事を明らかにする。
この作業では最終的には「日本が男子ワールドカップで優勝する
ための提言」を行います。
つまり、提言書の完成「これで良し」が、最終の意思決定になります。
それにいたるまでにも、様々な意思決定を行うことをご理解して頂け
ましたでしょうか。
次回から、理解を深める作業に入ります。
それでは、また。
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